同じ場所で同じ物を何年も育てる、いわゆる連作をしたいと思うようになった理由は、
1、性質の大きく違うものがある。高温多湿が大好きなバジルやレモングラスがあると思えば、高温多湿は苦手で寒さには強いセルフィーユやイタリアンパセリなどがある。旬の時期だけ栽培するのであれば、問題は少ないのだが、需要は周年ある。となると施設をその作物に合わせないといけない。需要の少ない品種は1坪くらいでよいし、多いものは40坪くらいは欲しい。この少量多品種のものを連作をしないように移動するとなると大変な作業となる。
2、ハーブはシソ科とセリ科が多い、同じ科を連作しないようにすると、とてつもなく広い面積が必要となる。
シソ科には、低木のもの宿根のものがある、ローズマリー、タイム、ラベンダー、セージ、ミント類、オレガノ、レモンバーム、など。1年草として扱うバジルなどがある。
セリ科は1~2年草が多く、イタリアンパセリ、セルフィーユ、ディル、フェンネル、コリアンダー、などである。
3、自然界では連作があたりまえ。
注)上記の面積はまるふく農園での供給能力から出したものです。
地産地消、高知で使うハーブは、高知で育ったハーブを使って欲しい。フレッシュハーブは新鮮が一番。